東北方言 気仙沼の方言

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東北方言 気仙沼の方言


さて、管理人かん太は、このサイトの各ページで、気仙沼地方の 方言で、見所、行事や公共機関などを、お知らせしてきましたが、
このページでは、あなたに分かり易い様に、
かん太が "素" に戻りまして、
標準語で方言に関して 説明して行きたいかと思います。

今日は、特別ゲストとしまして、かん太の学生時代の 友人の恩師であります、"バカ田大学"の言語学部の 方言研究の大家であります、 "嘘野 方言" 博士  をお招きしまして、
宮城県の方言についてのインタビューを行いました。

(場所:気仙沼市内某所)

[*お知らせ〜50音順に
   「気仙沼方言集」    を載せていました。]
ご覧下さい。

気仙沼の方言

インタビュー

かん太:
嘘野博士。
今日は、お忙しいところ ご足労願いましてありがとうございます。

博士:
いや、いや、ワシは、方言に関しては、どんな 仔細な出来ごとでも、時間の許す限り全国 どこにでも行くようにしているので遠慮はいらんぞ。
しかも、かん太君は、
ワシのカワイイ教え子の友人というではないか。

かん太:
ありがとうございます。
では、早速、インタビューを始めたいと思います。
そもそも、どうして、方言というものが出来たのでしょうか?

博士:
そうじゃな、方言の成立の理由は、
大きく分けて2つのことが考えられるのじゃ。
まず、一つには、都(または、その地域の文化の中心地など)で
生まれた新しい言葉が地方に広まっていき、
都ではその語がなくなったにも関わらず 地方に生き残ったという場合じゃな。

昔は交通の便が今のように良くはなかった。

例えば、京都で新しい語が出来た場合、
年間約600メートルほどの速度で周辺部に
伝播していってたのじゃが、となると、
京都から300キロ離れたところに伝わるまで
500年かかることになるということじゃな。

これは、水面に投げ入れた石と
波紋の関係に似ているといえるじゃろう。

その長い年月の間に、京都では、どんどん新しい言葉が、
生まれてくるのじゃが、都を中心に同心円状に方言が、
残っていくのじゃ。

鹿児島と青森に同じ語が分布する、という例もみられるのう。


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かん太:
そうですか。
昔は、交通が、発達してませんでしたので
それぞれの地域が一つの「くに」で
あったことも要因ではないでしょうか?

博士:
おぉ〜!良いところに気が付いたのぉ〜
さすがにワシの教え子の友人だけあるのぅ。

昔は、外からの新しい情報が入りにくい状況で、
例えば誰かがおもしろい言い方や便利な言い方を
つくりあげた場合、その言葉はその地域の中だけに広まって、
結果として隣の「くに」とは異なる言葉が
存在することもあったわけじゃ。

現在のようにテレビやラジオのない時代、
ごく限られた範囲にだけ通用する
言葉になることは十分あり得るわけじゃな。

かん太:
博士は、先ほど2つの理由があるとおっしゃりましたが、
昔と言いましても、色んな地方で色んな人々が、
生活してましたので、他にも方言が、生まれた理由が
あると思われますが、いかがでしょうか?

博士:
まぁ〜この2つの理由が、大きな理由では、あるのじゃが、
本当のところは、方言が発生した理由は様々な要因が
複合的にからみあっているもので、
未だに大きな謎なのかもしれんな。

他にも、他国の人間や隠密を発見しやすくするために
難解な言葉を作り上げた、という例もあるみたいじゃ。

なかなか一言では言いにくものじゃな。

かん太:
そうですか、わかりました。
さて、宮城県の方言についてお聞きしたいのですが、
宮城県といえば、仙台市という大都市を抱えてますね。
仙台市あたりの方言とこの気仙沼地方の方言の言い回しで
大きなに違いについて解説をお願いしたいのですが、
よろしいでしょうか?

博士:
おぉ〜いいともいい友。
まずは、標準語の断定語の「だ」だな。
仙台周辺では、語尾に「だっちゃ」を付ける場合が、
一般的じゃが、気仙沼市では、
「だべ」「っけ」を付けるのが、 一般的じゃ。

これは、岩手県沿岸南部一帯の気仙郡の言葉
気仙語から来ていると思われるのじゃ。

気仙沼市は、岩手県と隣接しているので
それもうなずけるといえるじゃろうなぁ〜。

かん太:
良く岩手県と間違われる場合がありますから・・・。
口さがない人は、「宮手県」と揶揄しますからねぇ〜。

博士:
「宮手県」?ほぉ〜、うまい言い回しじゃな。

かん太:
博士!

博士:
すまんすまん。
さて、話を戻そう。
仙台周辺では、語尾に「だっちゃ」を付けると言ったが、
この「だっちゃ」によってマンガのラムちゃんが、
仙台弁 を話しているので、仙台出身という説もあったが、

仙台弁では自分のことを「うち」とは言わないし、
疑問文における「〜け?」の使い方も微妙に違う。
また、アニメ版におけるイントネーションに到っては、
全く以って仙台弁ではない。

つまり、「ラムちゃん語」は、作者の高橋留美子さんが、
井上ひさし氏の小説の登場人物の言葉からヒントを
得て創作された「人工言語」であるのじゃ。

かん太:
そうなんだすか!非常に勉強になります。

博士:
ちなみに、「(だ)べっちゃ」という言い回しもあるが、
県外出身者にとって、「だっちゃ」はともかく、
「(だ)べっちゃ」は使うのに相当勇気がいるといわれているのう。

かん太:
なんとなくわかります。

博士:
本来「だっちゃ」という接尾語は
自分と同格の相手に対して使う語であって、
自分より格上の人に対しては「〜だすぺ」、
格下の相手には「〜だべ」と、
相手によって使い分けられているのじゃ。

かん太:
それは、良くわかります。僕もそうしてますから。

博士:かん太君は、礼儀正しい人みたいじゃな。
さて、「ラムちゃん語」の「だっちゃ」だが、
井上ひさし氏の小説からヒントを得てはいるが、
多分、仙台弁とは関係ないと思われるのじゃ。

それは、同じ高橋留美子さん作の「めぞん一刻」では
新潟弁の婆さんも出てくるし、新潟出身の彼女が、
仙台弁から「だっちゃ」を取ったとは思いにくい。

ちなみに山陰とか山口とかあちこちで
「ラムちゃんの言葉はうちの地方の方言だ」
とかいう主張もあるのじゃ。

かん太:
へぇ〜山陰とか山口ですかぁ〜?
それは、以外です。どうしてですか?

博士:
それはのう、 語尾に「〜だっちゃ」・「〜っちゃ」を
つけるのは、仙台弁の他に鳥取県の因州弁でもみられ、
また、語尾に "だ" が入らず促音化しない
「〜ちゃ」を付ける方言には、
山口弁などが、あるからなのじゃ。
ちなみに、高橋留美子さんの出身県の
新潟県の佐渡弁も語尾に「〜だっちゃ」とつけるのう。

かん太:
なるほど、なるほど。φ(・ω・ )

博士:
ちなみに、男性が、語尾に「〜だっちゃ」とつけて
話すと東京の女性には「カワイイ」といわれ、
とてもウケがいいのじゃぞ。

かん太:
え?そうなんですか?
じゃ、僕も東京に行った時に「〜だっちゃ」を
使って、ナンパしてみます!

博士:
ハ、ハ、ハ、お若いのぉ〜がんばりなさい。

さて、かん太君!
「運動着」の宮城県特有の言い回しのは、
何かわかるかのう。

かん太:
あ、それわかります、有名ですから。
「ジャージ」のことを「ジャス」と呼ぶんですよね?

博士:
じゃあ、なぜ、「ジャージ」のことを
「ジャス」と呼ぶんか かん太君は、知っているかのう?

かん太:
いえ、わかりませんが、

博士:
「ジャージスーツ」の略なのじゃ。

かん太:
をぉ〜そうなんですか!?

博士:
そうなんじゃ、この呼び方は、現在では、
仙南(仙台市から南の宮城県内)地域限定になったようだが、
特に、中年以上の人は「ジャス」の発言率が高いようじゃ。

そして、年齢が上がると共に使用範囲も仙南から
仙北、県北へと広がっていく傾向が見受けられるのじゃよ。

かん太:
ふむ、ふむ・・・。φ(・ω・ )

博士:
また、こんな都市伝説もある、
それは・・・仙台大学の入試要項(持参物一覧)に
「ジャス」とあり何のことだか分からなかった
県外の受験生がジャージを持って来ず
入試を受けられなかったとうことじゃ。

かん太:
えぇ〜それって、書くほうも書くほうだけど
分からなかったら聞きますよね?
普通は・・・。

博士:
そうじゃな。(苦笑)

ま、なんにせよ、方言とは、奥深いものじゃな。

かん太:
その方言を研究しています博士には感服しています。
今日は、お忙しいところありがとうございました。

博士:
ふむ、それじゃ、もうそろそろ、
うまい魚料理でも食べに 行こうか?

かん太:
はい、気仙沼市内には、
たくさん うまい店が、有りますからご案内します。

博士:
ふむ。

と、インタービューが終わってから、
某寿司屋で飲食して、
それから
2次会は、市内の沢山ねぇ〜チャン達が勤めている
某スナックで、朝までドンチャン騒いだのでした。

博士ってスケベ爺でした。(爆)


*免責事項:
本インタビューは架空のインタビューですので、
これを信じて、「〜だっちゃ」を使いナンパをして
被害を 被っても管理人は、一切責任を負いません。




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